トマトジュースは体に良い?悪い?適切な摂取方法を学ぼう

 

トマトジュースは健康に良い飲み物として取り上げられることが少なくありません。他の緑黄色野菜と合わせたフレッシュジュースなども年代を問わず人気があります。一方で、「トマトジュースを飲んで体調を崩した」という意見も見られます。大切なのは、トマトジュースの持つ特徴を理解して摂取することでしょう。

 

トマトジュースの栄養価はとても高い

トマトジュースに使用される品種は、市販のトマトソースやトマトピューレに使用されるものと同様で、基本的に生食用トマトよりも熟した状態で収穫・出荷されます。そのため、果肉にはリコピンやカリウム、ビタミンCなどの栄養素が豊富に含まれているのです。メーカーの中には、栄養価が非常に高く甘みの強いトマトジュース専用の品種を開発したケースもあるほどです。それを新鮮な状態ですぐに調理してジュースにするわけですから、基本的には健康を増進してくれるクオリティーの高い飲み物ということができるでしょう。

 

トマトジュースの摂りすぎは健康トラブルに繋がる可能性あり

「トマトジュースを飲んだために体調を壊した」というケースの大半は、「ジュースの飲みすぎ」が原因となっています。先述の通り、トマトジュースには非常に甘みが強い品種が使用されており、様々な栄養素と合わせて一定量の糖質も含まれています。そのため、トマトジュースを毎日大量に摂取すると、糖質の過剰摂取になってしまい、体重が増加してしまったり、血糖値が高くなったりすることがあり得るのです。また、トマトジュースの中には食塩がプラスされているものもあります。トマトジュースをたくさん飲むことで塩分過多になると、体がむくんだり気分が悪くなったりすることもあるでしょう。

 

トマトにはカリウムも豊富に含まれています。この成分は体内に蓄積した余分な塩分を排出してくれる働きがある一方で、腎臓に疾患を抱えている人が大量に摂取すると結石ができやすくなるというリスクがあるのです。ただし、トマトジュースの各メーカーは、1日の摂取量に関する推奨データや注意すべき点に関する情報を細かく提供していますから、その指示に従って摂取をすればトラブルが起きるリスクはほとんどありません。

 

野菜ジュースは原材料をしっかりチェックしよう

トマトを含んだ野菜ジュースを購入する際にも注意が必要です。市販の野菜ジュースには、野菜のほかに砂糖や食塩、さらには保存料などの添加物が加えられていることがあります。そのため、何杯も摂取するとすぐにカロリーオーバーになってしまうのです。そのため、トマトを使った野菜ジュースを作りたいのであれば、自分でミキサーを使用して作ってみましょう。完熟トマトに茹でたビーツやパプリカ、モロヘイヤにリンゴやバナナなどを合わせると、栄養バランスの良い野菜ジュースができます。ただし、空腹時に野菜ジュースを摂取すると血糖値が急激に上がってしまう可能性がありますから、コップ一杯の水をまず飲んでから楽しむようにしましょう。