出荷量が最も多い「桃太郎トマト」の特徴を紹介

 

1.誰もが食べたことのある「桃太郎トマト」とは?

トマトには様々な種類がありますが、もっとも市場に出回っているトマトがこちらの桃太郎トマトです。桃太郎トマトの特徴はトマトの中でも大玉であること、そして硬くてつぶれにくいという点です。大きいものでは1玉あたり230gにもなりますので、どっしりとして存在感抜群です。食べ応えがあるので、料理に使われるのはもちろん、ジュースにして飲んでもたっぷり味わうことができます。出荷量が多いことから、どこのスーパーでも手軽に手に入るとあって、「桃太郎トマトを見たことがない」という方は少ないのではないでしょうか。手に入れやすいということもあり、料理に登場する機会も多いのが特徴です。桃太郎トマトが生まれたのは1985年と言われており、桃太郎と名のつくシリーズはなんと20種類以上存在しています。中には、病気に強いものや黄色いものなど、バリエーション豊富なので、あなたのお気に入りを見つけてみてください。

 

2.硬い皮が特徴!様々な食べ方がおすすめ

桃太郎トマトを美味しく食べる方法には様々なものがありますが、特におすすめなのがサラダです。大玉で張りがある品種なので、切っても中身が出づらく、盛り付けにも適しています。硬すぎると噛んだ時に違和感を感じてしまいますが、桃太郎トマトは程よい硬さを持っているため、違和感なく生のままでもムシャムシャ食べることができます。トマトは産地から直送、もしくは輸送されることが多いですが、皮が程よく硬いので、輸送の衝撃にも強く、傷ついたものが少ないのも嬉しいポイントです。皮が柔らかいものや、小ぶりのものは少し当たっただけですぐに傷んでしまうことがありますので、桃太郎トマトのように大ぶりのものの方が使いやすくて、調理に適していると言えます。皮が硬いことによって熱を加えても崩れにくいという特徴がありますので、パスタなどの温料理にもおすすめです。完全に熱を加えてしまうと、いくら桃太郎トマトであっても型崩れしてしまいますが、サッと火を通す程度であればそこまで崩れることはありません。様々な料理に向いているトマトなので、生のままでも温めてもと、いろいろなバリエーションでトマト料理を楽しむことができます。

 

3.ヘタにも注目しよう

トマトと一言で言っても、個体によって様々な特徴があります。中には「あまり甘くない」とか「型崩れしているけど美味しい」など、トマト一つ一つによって特徴は異なっています。桃太郎トマトに関してももちろん同様のことが言え、美味しいものを選ぶにあたっては皮に張りがあり、見るからにみずみずしさを感じられるものを選びましょう。見た目からして皮がパンと張っているものや、中身がギュッと詰まっているような感じのものが美味しいです。へたは黒っぽくなっているものではなく、綺麗な緑色をしているもの、しなびていないものを選ぶと、より新鮮で甘味が感じられます。