焼くと甘みと旨味がUP!おすすめ焼きトマトレシピを紹介

 

1.意外と焼いても美味しい

トマトというとあまり焼いて食べるイメージを持っていない方も多いかもしれません。確かにトマトは生でサラダとして食べたり、スープにして食べるケースが多いため、焼いて食べたことがある方は少ないかもしれませんね。焼くと皮がギュッと縮まってしまったり、ゼリー状の成分が外に出てしまったりして、トマトの歯応えなどもあまり感じられないのでは?と思う方もいらっしゃいます。確かに焼くとトマトの姿形は少し変わってしまいますが、焼くことによってトマトが持つ甘みをさらに引き出すことができます。焼くといっても様々な方法がありますが、焼き時間を短くすることによってトマトが持つ弾けるような歯応えも少しは残すことができます。逆に長い時間じんわりと焼くことによって皮と身がほぐれたり、中から温まったりします。焼き時間は料理によってお好みで変えると良いですが、トマトの食感を味わいたいのであれば短時間でサッと炒めるのがおすすめです。トマトはカットすると実が剥き出しになるのでとても崩れやすい特徴を持っています。なので、フライパンで調理するときは大きめにカットしたり、底にくっつかないように油をしっかりと引いて焼くようにしてください。他の食材と一緒に炒める際にはトマトの投入は最後にしましょう。

 

2.オリーブオイル×ニンニクでパンチの効いた味わいに

「イタリアントマト」という言葉があるように、トマトはイタリアンととても相性が良い食材です。イタリアンではオリーブオイルとニンニクをよく使いますが、まさにこの組み合わせが焼きトマトとは相性抜群でどんどんと食が進みます。オリーブオイルは通常のオイルに比べてコレステロール値が低い上、ヘルシーなので、料理にも積極的に使っていただきたいのですが、このオリーブオイルこそトマトの旨味を引き出してくれるポイントとなるのです。特にパスタ料理を作る際にトマトを炒めるのであれば、オリーブオイルとニンニクは欠かせない存在と言っても過言ではないでしょう。トマトだけでは少し甘みや塩味が足りないという時に、ニンニクをプラスすると一気にアクセントとなりとても美味しくなります。ただし、ニンニクを入れすぎてしまうとどうしてもニンニクにトマトの味が打ち消されてしまうので、スライスしたニンニクなら小さじ1杯分、刻みニンニクでも小さじ1杯分、チューブのニンニクであれば1〜2cmほどが良いとされています。

 

3.バジルソース・アンチョビソースで少し大人の味わいに

焼きトマトにぜひ合わせて欲しいのがバジルソースやアンチョビソースです。これらは塩味が強いのが特徴なので、トマトの持つ甘みとよく合います。トマトを丸ごとグリルしてステーキのように楽しむ料理がありますが、それには特におすすめのソースです。バジルの爽やかさやアンチョビのパンチのある味は、トマトの旨味をさらに引き出してくれること間違いなしです。お子様や野菜嫌いの方は少しパンチが強すぎて苦手かもしれませんが、大人の味のトマト料理が完成します。