世界一小さい「マイクロトマト」ってどんなトマト?

 

1.小さいのにとっても高価

トマトの種類は大きく分けて、大玉トマト、中玉トマト、小玉トマトの三種類に分けられます。どのトマトも食べたことがあるという方も少なくないと思います。さらに、小玉トマトであるいわゆるプチトマトやミニトマトも食べたことがない方は少ないのではないでしょうか。もちろん大玉トマトもよく口にすると思いますが、中玉トマトに関しては少し希少価値が高いかもしれません。店頭にあまり並んでいないというのも大きく関係しているでしょう。今回紹介するマイクロトマトはトマト界の中で一番小さいと言われる品種です。その名の通り、とても小さく直径は1cmほどしかないと言われています。そんなに小さいトマトを食べる機会があるのか?と疑問に思われるかもしれませんが、2000年頃から市場に流通するようになったので、スーパーによっては置いているところもあるかもしれません。あまり食べたことのない品種だと思いますので、恐いもの見たさでぜひ挑戦してみてください。マイクロトマトの特徴は、小ささと甘みが強いことです。プチトマトやミニトマトと同じような甘みを感じることができるので、どんなシーンでも美味しく食べられるでしょう。

 

2.どんな料理に適しているの?

あまり食べたことがないという方が多いマイクロトマトですが、特に美味しく食べるには生で食べるのが一番です。この方法が一番トマトらしさを感じることができ、なおかつプチっとした食感を楽しむことができます。他のトマトに比べてとても小さいため、噛むと皮付きぶどうのような弾ける感じを楽しむことができます。他のトマトは比較的ジューシーさが強みですが、マイクロトマトはみずみずしさよりも食感が強みです。1cmしかないということでトマト嫌いの方でもあまり味を気にせず食べられるのも一つの魅力ですね。サラダのトッピングとして置くと彩りが綺麗になり食欲をそそりますし、見た目も可愛いです。調理するとすぐに溶けて、もしくは潰れて存在がなくなってしまうため、マイクロトマトに関しては生で食べるのが一番良いでしょう。もちろんお弁当などにも適しており、小さいからこそたくさん入れることができます。

 

3.高価だからこそしっかり選ぼう

実はマイクロトマトは他のトマトに比べて非常に高価なので、たくさん食べようと思っても食べられないことと思います。そもそもマイクロトマト自体目にしたことがない方もいらっしゃると思います。一般的なスーパーよりも青果専門店や有機野菜専門店のようなところの方が手に入りやすいかもしれません。旬は5月から9月頃なので、その辺りを狙って購入すると良いでしょう。他のトマト同様に実がふっくらとしていて張りがあるものを選ぶと間違いないです。茎やヘタは鮮やかな緑色をしているものが新鮮な証で、黒っぽくなっているものや茶色のものは選ばない方が良いでしょう。小さくてもしっかりとトマトの甘みを感じられるものを選ぶと良いですね。