個性的な中玉トマトなら「レッドオーレ 」

 

1.個性派中玉トマトの「レッドオーレ」

トマトの中でも「面白い品種」とか「新感覚」と言われることが多いのが、こちらのレッドオーレです。名前からしても個性的だと感じる方も多いと思いますが、中玉トマトの仲間で、1玉40〜50gくらいの重さがあります。200g超えの大玉トマトに比べると存在感は薄れてしまいますが、一つ一つにトマトらしい味わいや甘さを感じることができます。個体が小さければ小さいほど甘みが強くなる傾向にあるのですが、当然こちらのレッドオーレも小さめのトマトなので、しっかりとした甘みを感じることができます。トマトらしい濃い赤色になれば完熟の印で、この状態で店頭に並ぶことが多いです。レッドオーレという名前の通り、まるでフルーツのような甘みを感じることができるトマトなので、トマトファンはもちろん、野菜嫌いの方やお子様でも「これなら食べられる」という方も少なくありません。1花あたり最大12個ほど実がなるので、比較的たくさん収穫しやすいことから、店頭にも並ぶ機会が多いです。もちろん家庭菜園でも育てることが可能ですし、大玉トマトに比べると育てやすいです。

 

2.まるでフルーツ?サラダとの相性◎

まるでフルーツのような味わいであることから、そのまま食べても良いですし、サラダの彩として盛り付けるのも良いでしょう。サラダのドレッシングには様々な種類がありますが、どのようなタイプにも良く合いますので、サラダの邪魔をしないのが一番の嬉しいポイントですね。また、比較的小さめの個体が多いため、お弁当などにも用いられることが多いです。大玉トマトとの違いは、大玉トマトは焼いたり煮たりすることが多いのに対して、中玉トマトはそのまま生で食べることが多いという点です。その小ささだからこそ口にほおばりやすく、トッピングなどにも使われやすいと言えます。お弁当にはプチトマトと思っている方も多いかもしれませんが、案外中玉トマトの方が甘かったり、存在感があるケースもありますので、個体の選び方もポイントです。より甘みの強いものを選ぶと、料理のアクセントにもなるでしょう。

 

3.ピンポン球サイズのものを選ぼう

直径4〜5cmほどなので、サイズ感としてはピンポン球が一番近いです。ピンポン球を想像してみて、一番その形に近いレッドオーレを選ぶと間違いないでしょう。丸みがあり、皮がしっかりと張っているものが新鮮なトマトの証です。完熟状態になると濃い赤になりますので、店頭で選ぶ際にはそのようなものを選ぶと美味しく食べられます。家庭菜園でも濃い赤に色づいた状態のものを収穫すると間違いないでしょう。比較的病気にかかりにくいので、育てやすいのはもちろん、ストレスなく収穫まで進むことができるとあって人気の品種です。酸味が少ないので、どのような料理にも合いますし、手軽に口に入れることができ、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年代に美味しく食べられる品種です。