1.食べやすい中玉トマト「フルティカ」
トマトといえば、様々な種類を思い浮かべるかもしれませんが、適度な大きさで食べやすいのが中玉トマトです。大玉トマトに比べるとやや小ぶりですが、ミディトマトやミニトマトよりは大きく、存在感があるため様々な料理に活用できます。中玉トマトの中でも甘くて美味しいと評判なのがこのフルティカで、中玉トマトの中で一番の高糖度を持つのが特徴です。「トマトといえば甘い」というイメージを持っている方も少なくないと思いますが、そのようなイメージはこのフルティカなどの特に甘い品種を食べてきたからということがあるからかもしれません。トマトの中でも昔ながらのあまり甘みがないものや、酸味が強いものなどを食べてきた方にとっては、フルティカの甘さにはびっくりするかもしれませんね。もちろんフルティカ以上の甘みを持つトマトもありますが、糖度は7〜8度と非常に高いです。実の重さは40g〜50gと大玉トマトの4分の1ほどと小ぶりですが、その甘みや噛んだ時のジューシーさで十分な存在感を感じることができます。
2.生で食べると美味しさが倍増
フルティカは甘みが強いため、どのような食事にも合いますが特に生で食べるのがおすすめです。サラダやハンバーガー、サンドウィッチなど生のトマトを味わうような料理に使うと非常に美味しいですし、料理のインパクトにもなります。特にハンバーガーのピクルスは酸味が強いため、甘いフルティカとは相性抜群です。もちろん、炒めてもさらに甘みが増しますし、煮物やスープにするとトマトのエキスを存分に楽しむことができます。スーパーでもよく陳列されていますので、手軽に購入することができ、お目にかかる機会も多いでしょう。また、優れた栄養成分であるリコピンを豊富に含むことから、美容、健康効果も高いと言われています。フルティカの中でもより有効成分が多く含まれていそうな美味しそうなものを選ぶのがとても重要です。
3.皮が張りすぎているものは破裂するかも?
トマトの中でも特に甘みが強く、食べやすいと言われている品種であるフルティカですが、特に美味しいものを選ぶにはどのような特徴に注意すれば良いでしょうか。様々な個体がある中で、どれを選ぶかによって美味しさが大きく左右されますし、口に入れた時の幸福度、満足度も変わってきます。特に生で食べる際には美味しさが非常に重要となりますので、選ぶ際には慎重に目利きしましょう。フルティカは皮が薄いのが特徴なので、あまりピンと張り過ぎているものを選ぶと、持ち帰る時に割れたり傷ついたりする可能性があります。程よく張っているものや綺麗な丸みを帯びているものを選びましょう。枝付きのまま売られているケースもありますが、そういった場合は枝が若々しく、綺麗な緑色をしているもの、枝とヘタがしなびていないものを選ぶ必要があります。どのシーズンでも陳列されているので、とても手に入りやすいです。