トマトの王様「麗夏トマト」を美味しく食べる方法

 

1.トマトの王様「麗夏トマト」の特徴は?

実は「トマトの王様」と呼ばれているのが、こちらの麗夏トマトなのです。このトマトを食べると他のトマトが食べられないくらい気に入っているファンもいるくらいなので、これからトマトを食べようと思っている方はぜひ一度試してみてください。麗夏トマトの特徴は、いかにも美味しそうなトマトらしい丸みを帯びた見た目です。一般的なトマトは完熟の状態になるとすぐに割れてしまうため、若い緑色のうちに収穫することが特徴ですが、麗夏トマトは皮が硬いため割れにくいとされており、完熟してから収穫することも多いです。また、輸送や直送といったルートを経てスーパーや八百屋などの店頭に並ぶ際にも傷つく心配がありませんので、非常に扱いやすい品種だと言えます。フルーツトマトほどの甘味はありませんが、料理のおともにするには最適で、酸味もバランスよく含まれていますので、さっぱりとした味わいです。比較的熱や衝撃、病気に強い品種なので日本全国各地で育てている農家も多く、流通量、出荷量も多いため、手軽に手に入るのも嬉しいポイントです。旬は寒い地域で7月から10月、暖かい地域で6月から11月頃と言われています。もちろん旬以外でも食べられますが、やはり旬の時期に食べるのが一番美味しく、みずみずしいです。

 

2.型崩れしづらくトッピング向き

皮が硬く崩れにくいことから様々な料理への応用がききますが、特にサラダやサンドウィッチなど生で食べるのがおすすめです。包丁を入れても型崩れしないうえ、張りが強く、中のゼリーと分離しづらい特徴を持っているので、見た目を重視する料理に最適です。サンドウィッチやハンバーガーなど一口で食べる料理に向いているとあって、重宝されています。もちろん程よい甘みや酸味を楽しむことができるので、煮込み料理や焼いて楽しむのにも向いています。トマトは焼くとどうしても型崩れしてしまうことが多いですが、麗夏トマトはそういった心配があまりありませんので、サッと焼くくらいであれば、見た目の美しさをキープできます。魚や肉の付け合わせとして楽しむのも彩を添えてくれるので良いですね。

 

3.ずっしりとした重さのものを選ぼう

新鮮な麗夏トマトを選ぶには、まずは見た目から選びましょう。大玉トマトの部類に入る麗夏トマトなので、大きく存在感たっぷりのものを選ぶと、中身がぎっしり詰まっています。反対に大きさは十分なのに手に持ってみると「思ったよりも軽い」と思われるものは選ばないようにしましょう。中身が軽いということは、みずみずしさが損なわれてしまっているわけで、口に入れた時のジューシーさなども感じることができないでしょう。そうなるとトマトの魅力が半減してしまいますし、特に生で食べた時にがっかりしてしまうかもしれません。麗夏トマトはトマトの王様と言われているだけあって、完熟すると張りやツヤが美しいので、そういったものを選びましょう。