ミニトマトの種類と味について

 

ミニトマトとは

お弁当の彩りや付け合わせ、サラダに大活躍する野菜のミニトマトには、いくつかの種類があって、それぞれ特徴も違います。ミニトマトの種類はどれだけあるのか、味についてもどんな違いがあるのかを知っておきましょう。ミニトマトの種類はたくさんあるのですが、比較的お店に出回っているものを挙げておきます。ミニトマトやプチトマトと言われているトマトは品種名ではありません。ミニトマト、プチトマトは、果実が5gから30gくらいの小さなトマトのことを言います。

 

ミニトマトの種類と味

スーパーでトマトの売り場を見てみると、いろんな大きさ、形、色のものが並んでいます。特にミニトマトは、ごく一般的なミニトマトの他に、キャロルセブンという直径3cmほどの球形のものや、イチゴの形をしたトマトベリー、縦長の形をしたアイコ、アイコの黄色バージョンのイエローアイコ、熟すと赤黒くなるミニトマトでブラックチェリー、黄色いプラム型のイエローグレープ、透き通るような白っぽいチェリースノーボールなど、以前ではなかなか見られなかったようなトマトがあります。この他にも、熟しても緑色をしているものもあり、カラフルなミニトマトで食卓を賑わせることができます。気になる味ですが、普通の大きいトマトに比べるとミニトマトの方が味が濃く、甘みが強いと言われています。まるでフルーツかと思われるような甘さのミニトマトもあり、トマトが苦手だという人でも食べやすいものが揃っています。

 

ミニトマトを家庭菜園で

甘くておいしいミニトマトは、家庭菜園で作っている人も多いです。ホームセンターなどでもミニトマトの種が売られていて、狭い場所でも育てやすいのでおすすめです。初めてミニトマトの栽培をするという人は、「アイコ」から始めてみると良いでしょう。アイコは病気に強く、害虫もつきにくい品種だからです。最初のうちは、実をつけてもあまりおいしくできなかったり、枯れてしまったりと失敗することもあるかもしれませんが、慣れてくるとコツがわかってきて色んな品種のミニトマトを育てられるようになります。ミニトマトの種をまくなら、夜の気温が15℃以上になる時期がおすすめです。気温が低いと発芽しにくくなるので、住んでいる地域によって時期を見極めるようにしましょう。苗から植えるのであれば、昼間の気温が20℃から30℃くらいの時期が最適です。ミニトマトは花のつく向きが全部同じになるので、収穫しやすい向きに植えるようにしてください。水やりは土の表面が乾いたら与えます。与える時はたっぷりと与えます。少々葉がしんなりした頃まで与えなくても大丈夫です。水を与えすぎると株が十分に育たないので、与えすぎにならないように注意しましょう。鉢植えの場合は1日に1回くらいで良いでしょう。ミニトマトはマンションのベランダでも育てられるので、ぜひチャレンジして色んな種類のトマトを育て、食べ比べしてみましょう。